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館柳湾 書簡 ㉒

たちりゅうわん しょかん ㉒

概要

館柳湾 書簡 ㉒

たちりゅうわん しょかん ㉒

/ 江戸 / 日本

館柳湾  (1762~1844)

たちりゅうわん

江戸時代後期

新潟市指定文化財

館源旧蔵 館柳湾書簡46点

この書簡は、館柳湾が本家の館源(屋号)に宛てたもので、解読可能なものが46点程あり、ひとまとめで新潟市の指定文化財に指定されている。

文化遺産オンラインでは1点ずつを公開。

【大意】 前欠
御家内の病人と弟様が10月に新宅へ別家した件は承知。天嶺が御地へ遊歴し門人も出来て越年する由。牙印と貞三郎殿印章の彫刻依頼の件は承知。茶看板の件は右内=巻菱湖へ急ぐよう伝える。倅へ依頼の屏風も早々描かせる。先年依頼の絹地花鳥極彩色屏風続き画は岡田閑林に依頼したので金10両は頂きたい。倅へ依頼の際は金3両でよい。信州諏訪伊勢守から廊画14~15幅を受注し金30両を頂戴。藤田正伯依頼の古館跡立碑は中止したい。私は来る丑年で80歳。3月に寿誕賀会を予定。柳湾漁唱三編も彫刻と序跋を残すのみ。天保11年12月14日 (館柳湾79歳・巻菱湖64歳)

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