雨夜の宮詣(見立蟻通図)
あまよ みやもうで みたてありとおしず
概要
浮世絵には、古典の世界を当世風俗に置き換えて、絵解きを楽しむものが多くあります。雨夜に提灯を手に宮詣に向かうのは、笠森稲荷(かさもりいなり)の水茶屋の看板娘お仙(せん)。歌人紀貫之(きのつらゆき)が蟻通明神の前で風雨に遭い、和歌の力で難を逃れる謡曲『蟻通』の世界をもとにした一図です。
あまよ みやもうで みたてありとおしず
浮世絵には、古典の世界を当世風俗に置き換えて、絵解きを楽しむものが多くあります。雨夜に提灯を手に宮詣に向かうのは、笠森稲荷(かさもりいなり)の水茶屋の看板娘お仙(せん)。歌人紀貫之(きのつらゆき)が蟻通明神の前で風雨に遭い、和歌の力で難を逃れる謡曲『蟻通』の世界をもとにした一図です。
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