別府の湯突き用具 べっぷのゆつきようぐ

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有形民俗文化財 / 九州 

大分県
394点
別府市
登録年月日:20200316
管理団体名:
備考:内訳:掘削用具341点、仕上げ・管理用具13点、非常用具8点、工作用具32点
別府市
登録有形民俗文化財

別府の湯突き用具は、大分県の別府地方で「湯突き」と呼ばれる人力の温泉掘削に使用された用具を分類、整理したものである。別府市は、全国でも有数の温泉の湧出量と源泉数を誇り、別府八湯と呼ばれる自然湧出の豊富な温泉地を有する観光都市として発展してきた。特に、明治中期に千葉県上総地方で成立した井戸掘り技術の上総掘りが導入されたことで人工掘削が可能となり、源泉数が飛躍的に増加した。また、「千葉式」と呼ばれる上総掘りの技術が、別府の地質と温泉掘削に適する「別府式」に一部が改良されたことで、別府温泉の名とともに温泉掘削技術が広く世に知られるようになった。
本資料は、掘削用具、仕上げ・管理用具、非常用具、工作用具の4種類から構成される。温泉孔の掘削に用いる掘削用具のほかにも、温泉孔の掘削による仕上げ作業と温泉孔を日常に使用して溜まった湯垢を取り除く管理作業のための仕上げ・管理用具や、作業中に孔中に落とした道具を回収するための非常用具が揃っている。このほかに、湯突き用具を製作するための工作用具も合わせて収集されており、この地域の温泉掘削技術を伝える資料となっている。

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