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富岡製糸場土台石採掘場所跡

とみおかせいしじょうどだいせきさいくつばしょあと

概要

富岡製糸場土台石採掘場所跡

とみおかせいしじょうどだいせきさいくつばしょあと

近世以前その他 / 明治 / 関東 / 群馬県

群馬県

明治時代初期/不明

連石山東向きに南北方向に長く上下二段となっており、階段状に切り出した跡が6~7段残存している。

 上段の採掘跡の東西方向の南端は4m、北端で2.1m、最大長は中央より北寄りにあり、6.2m。南北方向の東側は16.7m。西側は12.4m。壁の高さは、南側で2.5m、北側は3.9m、中央で4.6mである。
 下段の採掘跡の東西方向の南端は4.6m、北端で3.2m、中央は約3m。南北方向の東側は10.7m。西側は17.3m。岩壁の高さは、南側4.3m、北側は3m、中央は5m。

1件

群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡1929番地1

甘楽町指定
指定年月日:20180131

田村直幸

有形文化財(建造物)

世界遺産の富岡製糸場は明治5年(1872)10月4日に操業を開始した。この建設にあたり、小幡にある長厳寺裏の連石山(れんせきざん)から製糸場建物土台石に用いる牛伏砂岩の石材が切り出され、これらは“御用石”と呼ばれた。

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