刀 銘 大阪住月山貞一精錬之 明治二十七年十二月日 彫物同作
概要
月山貞一は幕末から明治・大正にかけて活躍した大阪の刀工。明治9年(1876)の廃刀令によって多くの刀工が転業したが、貞一は作刀を続け、明治39年(1906)には帝室技芸員に任命された。この刀は地(じ)鉄(がね)や刃(は)文(もん)は力強い相州伝の作風を示し、刀身彫刻が巧みである。
月山貞一は幕末から明治・大正にかけて活躍した大阪の刀工。明治9年(1876)の廃刀令によって多くの刀工が転業したが、貞一は作刀を続け、明治39年(1906)には帝室技芸員に任命された。この刀は地(じ)鉄(がね)や刃(は)文(もん)は力強い相州伝の作風を示し、刀身彫刻が巧みである。
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