誕生釈迦仏立像
たんじょうしゃかぶつりゅうぞう
概要
誕生釈迦仏立像
たんじょうしゃかぶつりゅうぞう
大正~昭和時代・20世紀
銅造
総高18.0 像高9.5
1軀
銘文:光雲 ; (表書き)「寿」「目録/一万徳円満誕生仏<函入/一軀>(高村光雲作同豊周蓮台補作鋳造)/一桂月山人水墨老松<函入/一軸>/一金五百円也<一封>/一銀製鯉バンド止<函入/一個>(大森光波作)/一銀製鷲バンド止<函入/一個>(大森光波作)/昭和十六年二月 慧海/マサ子殿」
昭和16年(1941)、姪の水谷マサ(当時はマサ子)への結婚祝として、慧海から贈呈されたものです。目録によると、本体は高村光雲、台座は三男豊周の作と知られます。二番目に挙げられる「老松図」(A-12306)の作者松林桂月+まつばやしけいげつ+(1876~1963)は慧海の後援会にも参加しています。