網絵懐石道具 あみえかいせきどうぐ

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漆工 / 江戸 

5代中村宗哲作
江戸時代・享和元年(1801)
1式

表千家六代原叟+げんそう+の好みによる懐石道具の一式。19世紀初めにまとめられた茶道書『茶道筌蹄+ちゃどうせんてい+』に「紀州侯より加州侯へ進ぜられし候節の好なり」と記されており、大名家のための懐石道具であった。このため折敷には足が付けられ、すべてが漆器という格を重んじた構成となっている。
(横山梓氏執筆)(170418_h14懐石のうつわ)

折敷+おしき+に四つの椀(飯椀、汁椀、坪椀、平椀)が揃う「四つ椀」の形式をとる。今日の懐石では、飯椀と汁椀の組み合わせに向付が一般的であるが、この懐石具が作られた頃には、こうした形式を用いていたことがわかる貴重な例である。(横山梓氏執筆)(170418_h14懐石のうつわ)

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