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羊磚

ようせん

概要

羊磚

ようせん

考古資料 /

出土地:伝中国河南省滎陽県付近

前漢~後漢時代・前1~後2世紀

土製

高58 幅33.1 奥行き20.0

1個

地下墓の入口に嵌(は)め込まれていた部材です。突き出た羊頭は、瞳や鼻(び)腔(くう)が銭の形をしています。本品が作られた漢時代には、羊は福徳の象徴とも考えられており、それを墓の入り口という象徴的な位置に据えることで死者の安寧を願ったものと思われます。

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