牡丹柄鏡
ぼたんえかがみ
概要
近世以降に普及する柄付きの鏡で、鏡背【きょうはい】面（顔を写す面の裏側）には砂目地【すなめじ】に、力強い篦【へら】押しによって、大輪の花を咲かせた株立ちの牡丹を表しています。柄が次第に太く短くなっていくのが柄鏡の特色であることから、本品は江戸時代後期に製作されたと考えられます。
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