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小袖 段染分縮緬地木賊と花兎文様

コソデ ダンソメワケチリメンジトクサトハナウサギモンヨウ

概要

小袖 段染分縮緬地木賊と花兎文様

コソデ ダンソメワケチリメンジトクサトハナウサギモンヨウ

染織

丈:161.5cm 裄:65.3cm 袖丈:45.0cm

1領

木賊は木製器具などを磨くのに用いられる植物。木賊で磨かれたような美しい月を詠んだ「とくさかる そのはら山の木の間より みがきいでぬる秋の夜の月」という和歌を機縁に、秋を代表する景物として文様化されるようになった。 さらに、月に兎は縁が深いことから、月を省いて木賊と兎を組み合わせる、判じ物のような文様も生み出された。ここでも月は表現されず、兎も作土形の中に収めて名物裂の花兎金襴に似せるなど、ひねりの効いた文様構成となっている。

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キーワード

コソデ / 文様 / 小袖 /

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