蒸気機関車アルコ23号・貨車ロト39号
じょうききかんしゃあるこ23ごう・かしゃろと39ごう
概要
アルコ23号は、貝島が石炭採掘の際に坑道充填用の山砂を運ぶため、ロト型貨車を率いて活躍した蒸気機関車である。宮若市にあった貝島炭鉱大之浦坑内の採掘後、山砂で埋め戻すために飯塚市から山砂を採掘し、本町を通って山砂を運んでいた。製造元はアメリカンロコモーティブカンパニー(通称アルコ社)であり、1920年(大正9年)に貝島がアメリカ合衆国より輸入した。炭鉱閉山の1976年(昭和51年)まで走り続け、20世紀の日本の発展に大きく貢献した。