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宗義智書状案

そうよしとししょじょうあん

概要

宗義智書状案

そうよしとししょじょうあん

歴史資料/書跡・典籍/古文書

江戸時代 慶長19年(1614)

紙本墨書

縦34.5 横51.0

1幅

慶長19年(1614)12月28日付、本多正信(1538-1616)宛、宗義智(1568-1615)書状の案文。「大坂冬の陣」への出陣について、義智が大病を患い、参陣が叶わないため、子の義成(1604-1657)を参陣させたいが、義成はまだ家康・秀忠への御目見えが済んでいないため、家康の出頭人である正信に対して家康・秀忠への取り成しを依頼する内容である。文化13年(1816)に対馬藩が作成した「奥御判物長持之内ニ有之御書物写」(韓国国史編纂委員会保管)には、藩主の私物である「御判物長持」から「古キ御書物之内、考ニも可相成分」として本文書が書写されている。本文書は国外には流出せず、国内に留まったと見られる。近代以降に流出が進展した「宗家文書」を構成する史料である。

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キーワード

宗家 / 秀吉 / 秀忠 / 宗義

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