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梅鶴蒔絵擬鼈甲櫛

うめつるまきえぎべっこうくし

概要

梅鶴蒔絵擬鼈甲櫛

うめつるまきえぎべっこうくし

その他 / 江戸

江戸中期/18世紀

馬爪

6.1×10.6 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

独立行政法人日本芸術文化振興会

擬鼈甲製、禿形(かむろがた)の挿櫛である。禿形の形状は、享保6年(1721)に刊行された『女要珠文庫』に「かぶろがた」として図示される。総体金地として梅樹に鶴を高蒔絵で表し、梅花や鶴、虫喰い状に馬爪の素地を見せている。表裏1箇所ずつの梅花に金金貝の極付があったが、剥落している。 花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2012)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ 劇場 / 鼈甲 /

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