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千鳥蒔絵太鼓箱

ちどりまきえたいこばこ

概要

千鳥蒔絵太鼓箱

ちどりまきえたいこばこ

漆工 / 江戸 / 日本

江戸時代/19世紀

木胎・印籠蓋造・漆塗

縦41.0 横38.2 高21.0cm

1合

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 GK25

独立行政法人日本芸術文化振興会

未指定

能楽で使用する太鼓胴と革・撥・掛台等の附属品を収納する太鼓箱である。
 長方形、印籠蓋造、唐戸面取で、総体黒漆塗とし、見返しには淡梨子地に観世千鳥の平蒔絵がある。身の立ち上がりも淡梨子地で、身の内には萌黄地小葵模様の緞子裂が貼られる。鐶は金銅製で、座金は金銅製で鶴の容彫となり、紫平緒の掛紐が附属する。桐製の外箱の蓋甲には「太鼓 壱/木下政十郎/所蔵」との旧蔵者の墨書がある。
 太鼓方金春流で重要無形文化財保持者の三島元太郎師からの寄贈品である。

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