月下狸之図 げっかたぬきのず

日本画 / 昭和以降 / 日本 

橋本関雪 (1883-1945年)
はしもとかんせつ
昭和10年頃/1935年頃
絹本墨画淡彩 軸装
78.5×87.0cm
1幅

関雪は神戸に生まれ、幼少より儒学者の父から中国の古典を学ぶ。京都に出て竹内栖鳳の画塾に入り官展で活躍したが、のちに画塾を脱会し、画壇から離れ独自の道を歩んだ。中国の古典文学や故事などを描き、やがて動物画へと移行し、数々の名品を制作した。
初秋の月明かりの夜、一匹の狸が川面をじっと見つめている。水面に映る自らの姿か、それとも獲物を見つけたのか前足を軽く曲げて今にも跳びかかろうとしている。詩情漂う動物画とは異なり、闇夜に浮かぶ狸の動作からは緊張感が画面に充満し、風にそよぐ萩の枝先からのみ、かすかな音が聞こえそうな気配である。

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