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嶋之春

しまのはる

概要

嶋之春

しまのはる

日本画 / 昭和以降 / 日本

川合玉堂  (1873-1957)

かわいぎょくどう

昭和12/1937

軸装 絹本着色

76.7×101.6㎝

漁村と思われる集落には春の訪れを告げる桃の花が咲き、田畑も緑に染まる。画面中央の鳥居の奥に広がる鎮守の森には木々がうっそうと茂り、海と空が溶け込むような上空には陰影が施された雲が浮かんでいる。
この風景は特定の地域を描いたというより、膨大なスケッチを積み重ねた玉堂ならではのイメージによって構築された風景とも考えられ、点景となる海辺で暮らす人々にまで温かなまなざしが向けられている。

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キーワード

玉堂 / 川合 / 画家 /

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