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新冠泥火山

にいかっぷでいかざん

概要

新冠泥火山

にいかっぷでいかざん

地質鉱物 / 北海道

北海道

新冠町字高江

北海道指定天然記念物

・新冠泥火山は、新冠町市街地から北方約2キロメートルの地域にあり、国道235号線沿いに見ることができます。
・東西約300メートル、南北約1100メートルの地域に、大小合わせて8個の泥丘が配列しています。
・泥火山は火山作用と無関係の油田地帯に見られるもので、背斜断層に沿って生じた亀裂を通じてガス、地下水が噴出し、これに伴った泥土が噴出孔を中心に堆積したものです。
・昭和27年(1952)3月の十勝沖地震の際に、泥水やガスの噴出活動が見られ「日高新山」として注目を浴びました。その後、昭和57年(1982)3月の浦河沖地震にも活動し、学術的にも調査されています。
・泥火山は、台湾、サハリンに見ることができますが、日本国内では、新冠泥火山が注目されるものです。
・現在でも大きな地震があった時には、山頂が隆起するなどの現象が見られます。

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キーワード

断層 / 地震 / 火山 / 活動

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