挙母道沓掛の馬頭観音
ころもみちくつかけのばとうかんのん
概要
挙母道沓掛の馬頭観音
ころもみちくつかけのばとうかんのん
岐阜県
挙母道は、旗本遠山氏の陣屋町である明知から三河国挙母(愛知県豊田市)を経由して東海道岡崎宿(同岡崎市)へ至る道で、近世には、明知にとって政治、経済、文化の大動脈ともいえる道であった。しかし、現在では廃道となって位置の比定のできない箇所も多い。沓掛の馬頭観音は、宝暦9年(1759)田良子村(明智町大田)により建立されたもので、村人や旅人はここで沓を奉納して行路の安全を祈願した。この祭祀は現在に引き継がれ、年1回下田良子区により祭礼が営まれている。
岐阜県恵那市明智町大田417-1-11-1の一部
恵那市指定
指定年月日:20121127
記念物