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舟形石棺/佐賀県佐賀市久保泉町熊本山古墳出土

ふながたせっかん/さがけんさがし

概要

舟形石棺/佐賀県佐賀市久保泉町熊本山古墳出土

ふながたせっかん/さがけんさがし

考古資料 / 古墳 / 九州 / 佐賀県

佐賀県

古墳

1合

佐賀市城内1-15-23

重文指定年月日:19890612
国宝指定年月日:
登録年月日:

佐賀市

国宝・重要文化財(美術品)

熊本山古墳は脊振【せぶり】山地の南麓、清兵衛山【せいべえやま】から派生する低独立丘上に位置していた古墳である。本遺品は、昭和三十八年にみかん園造成工事中に発見された。
 石棺は阿蘇溶岩【あそようがん】製で、身と蓋からなり、それぞれ一石の刳り抜きで作られている。底部中央から前後端にかけてゆるやかに反る形態をとり、身の内は三室に分け、中央に主室、その前後に副室を設けている。主室の一端には径約二〇センチの枕を造り出している。

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