割竹形石棺
わりたけがたせっかん
概要
本石棺を出土した磨臼山古墳は、古墳時代前期末ごろに築造された前方後円墳で、善通寺市南の大麻山から平野に突き出した標高一一九メートルの尾根上に立地する。
香川県鷲ノ山産出の角閃安山岩を用いて作られた刳り抜き式石棺である。身と蓋からなり、ともに平面は長方形を呈す。蓋の外形は、頂部が横断面三角形に近い形状を取り、側面は身とは逆に下端から上端に向かってやや外開きの面をなし、頂部との境に段がつく。
わりたけがたせっかん
本石棺を出土した磨臼山古墳は、古墳時代前期末ごろに築造された前方後円墳で、善通寺市南の大麻山から平野に突き出した標高一一九メートルの尾根上に立地する。
香川県鷲ノ山産出の角閃安山岩を用いて作られた刳り抜き式石棺である。身と蓋からなり、ともに平面は長方形を呈す。蓋の外形は、頂部が横断面三角形に近い形状を取り、側面は身とは逆に下端から上端に向かってやや外開きの面をなし、頂部との境に段がつく。
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