真塗手桶
しんぬりておけ
概要
総体黒漆塗、手桶形の水指で、三つ足付、割蓋添。胴部に一条の紐飾りをめぐらす。真塗手桶は利休好みとされる。包布には「維適園茶具ノ内 真手桶」との墨書があり、本作が、宗徧流を嗜んだといわれる8代佐賀藩主鍋島治茂(維適園/1745~1805)の茶具であったことがわかる。その後、10代佐賀藩主鍋島直正が佐賀城下郊外に設けた別邸の神野御茶屋で用いた。
しんぬりておけ
総体黒漆塗、手桶形の水指で、三つ足付、割蓋添。胴部に一条の紐飾りをめぐらす。真塗手桶は利休好みとされる。包布には「維適園茶具ノ内 真手桶」との墨書があり、本作が、宗徧流を嗜んだといわれる8代佐賀藩主鍋島治茂(維適園/1745~1805)の茶具であったことがわかる。その後、10代佐賀藩主鍋島直正が佐賀城下郊外に設けた別邸の神野御茶屋で用いた。
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