大手鑑(八十葉)
オオテカガミ(80ヨウ)
概要
大手鑑(八十葉)
オオテカガミ(80ヨウ)
制作地:日本 日本
奈良時代・8世紀~16世紀
1帖
重要文化財
経典・消息・和歌懐紙など、表裏合わせて八十葉、全七十点を貼り付けた手鑑。「大手鑑」の名のごとく、台紙の大きさに比例し、貼られる本紙も大きく見応えがある。藤原定家・二条為ため氏といった歌人、世尊寺経朝・行能といった能書家の書を数多く収め、とくに天皇自筆の書、すなわち宸翰は伏見天皇(一二六五~一三一七)の「歌集断簡(広沢切)」をはじめ、十三点をかぞえる。もと、高松宮家に伝来。