付法蔵伝巻第六
フホウゾウデンカンダイ6
概要
付法蔵伝巻第六
フホウゾウデンカンダイ6
制作地:中国 中国
宋時代 北宋・11世紀
縦28.4cm:横109cm
1巻
『付法蔵伝(ふほうぞうでん)』六巻(北魏吉迦夜(きっかや)・曇曜(どんよう)共訳)は、インドで仏教がどのように付法相承されたか、その次第と因縁を述べたもの。本巻は、その巻第六の残巻で、奥書より治平元年(1064)に書写された写本大蔵経のうちの一巻であることが知られる。肉太の筆致であるが、おそらくは北宋版大蔵経をテキストに用いたと思われる。巻首を欠く。