七絶
しちぜつ
概要
七絶
しちぜつ
天外大亮(瑞龍寺17世) (?~1835)
富山県高岡市
(江戸後期)/?~1835年
絹本・軸装・墨書
本紙:縦32.3㎝×横34.7㎝、 全体:縦128.5㎝×横48.1㎝、軸長53.2㎝
1幅
富山県高岡市古城1-5
資料番号3-02-16
高岡市蔵(高岡市立博物館保管)
瑞龍寺17世、天外大亮の墨書(七言絶句)である。「頌 俊峰宗義居士 曰/『俊峰秀処人御/卿花月松風白上/禅念々弥陀宗義仏/己身清国自連綿』/瑞龍天外題」。本紙右上の関防印は不鮮明、左下の白文方印「大亮」、朱文方印「天外」がある。俊峰宗義居士については不明。「頌」(しょう・じゅ)は「人の美徳をほめたたえて詩歌にする。功徳をほめる。」の意であるので、天外が俊峰をほめたたえている詩である。表装に淡紅色の筋廻しが施されている。
【主要参考文献】
・『瑞龍寺展図録』、石川県立美術館編集、1997年発行
・『高岡の名宝展』、㈶高岡市民文化振興事業団高岡市美術館学芸課編集、平成21年発行