大原野千句連歌懐紙〈元亀二年二月細川藤孝筆/(金銀泥下絵科紙)〉
おおはらのせんくれんがかいし
概要
細川藤孝(幽斎、一五三四~一六一〇)は、元亀二年(一五七一)二月、花の寺と称された洛西大原野の勝持寺で、聖護院門主道澄法親王、三條西実澄、飛鳥井雅敦、紹巴、昌叱等と共に千句連歌会を興行した。
この連歌懐紙はその折のもので、百韻連歌十帖及び追加一帖の合わせて十一帖を原装のままに完存しており、金銀泥下絵に描かれた華麗な懐紙は室町時代の代表的遺品と認められる。
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