文化遺産オンライン

解体新書

かいたいしんしょ

概要

解体新書

かいたいしんしょ

文書・書籍 / 江戸 / 日本

杉田玄白、前野良沢ほか

すぎたげんぱく、まのえりょうたく

江戸時代中期/1774年(安永3)

木版墨刷り

縦26.7×横17.8cm

5冊

杉田玄白、前野良沢らが中心となり、ドイツ人医師クルムスの解剖書のオランダ語訳『ターヘル・アナトミア』を翻訳し、安永3年(1774)に出版したもの。日本最初の本格的な翻訳医学書で、今日使用されている「神経」「軟骨」「動脈」などの言葉がこのときにはじめて作られたことでも知られている。遠近法や陰影法を用いて描かれた精巧な解剖図は、西洋画法を平賀源内に学び、後に秋田蘭画とよばれる和洋折衷の絵画のジャンルを築いた秋田藩士小田野直武によるものである。

解体新書をもっと見る

杉田玄白、前野良沢ほかをもっと見る

大分市歴史資料館をもっと見る

キーワード

直武 / 小田野 / 秋田 / 玄白

関連作品

チェックした関連作品の検索