山水図   さんすいず

絵画 / 室町 / 日本 

高先景照
こうせんけいしょう
日本
室町時代
紙本墨画
縦89.7㎝ 横24.5㎝
一幅
東京都港区南青山6-5-89
根津美術館
重要美術品

 画面中央左に主山が高く聳え、その下方、煙霞を隔てて楼観や繁茂する樹木がみえ、さらに小舟を浮かべる汀へと続く図様で、この種の対角線構図の、高遠的な図様構成は、周文系山水図に端を発するものと思われ、その例として「三益斎図」(静嘉堂文庫美術館蔵)などが知られる。ただ、淡墨の太く粗い筆致であらわされる山峰に対し、建物や樹木、土坡などは一部焦墨を用いて図を効果的に引き締めており、景相互の関係も理にかなって、周文画にしばしばみられる静寂の気分は、ここにはもう認められない。 図右下方に筆者のものと思われる白文方印一顆が捺されるが、印文不明である。賛者の高先景照は天龍寺百五十四世で、明応四年(一四九五)に歿していることから、本図の制作年代のおおよそが推定される。

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