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鍋島直大像

なべしまなおひろぞう

概要

鍋島直大像

なべしまなおひろぞう

絵画 / 油彩画 / 明治 / ヨーロッパ

百武兼行  (1842〜1884)

ひゃくたけかねゆき

明治14年/1881年

画布・油彩 額装

総竪154.5cm 総横107cm 竪132.5cm 横84.3cm

1面

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

明治13年(1880)、駐伊特命全権公使としてイタリアに赴任した11代鍋島直大に、書記官として随行した百武兼行が描いた大礼服姿の直大像。画面右下の年記・署名、また「公使閣下大礼服ノ真像本年百武書記官ヲ暇毎ニ丹精ヲ凝シテ揮写セラレシ一大額ヲ掲ク」との記述(『集書』「公使館舞會ノ概略」)から、百武が公務の合間をぬって描いたことが分かる。額には鍋島家の家紋である杏葉紋と、日本列島・イタリア半島が彫り込まれている。百武は直大夫人の栄子像も描いたが、現存するのは百武筆の額を転用した高木背水筆の栄子像である。

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キーワード

百武 / / 鍋島 / 佐賀

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