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照福寺庭園

しょうふくじていえん

概要

照福寺庭園

しょうふくじていえん

名勝 / 近畿 / 京都府

京都府

綾部市鷹栖町

指定年月日:19700917
管理団体名:

史跡名勝天然記念物

S45-5-121照福寺庭園.txt: 照福寺本堂および書院の北面、先下りの地形を盛り土し、生け垣と植え込みでかぎ型に囲った区域である。北に由良川が流れ、遠山を望み、背後には山を控えた、いわゆる後山前水の景勝地にある。
 正面左手奥に築山を築き守護石を立て脇に枯滝を組む。築山は右手に延び、正面中央にも立石を立て枯滝を設け石橋を架ける。築山の下は枯池とし出島にヒメコマツを植える。池をめぐって飛石を打つ。いわば妙心寺退蔵院の旧庭(名勝)に類似した枯山水であるが、意匠にとくに秀抜なものはみられない。
 「含勝堂仮山記」なる園記が寺に残っており、天保14年(1843)住職仙裔和尚の自作であることがわかる。
 綾部地方には古庭園がまれであり、本庭は作品としてはともかく、作者・作庭年代が明白な点で価値が認められる。

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キーワード

築山 / 庭園 / / 枯滝

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