雨漏茶碗
あまもりちゃわん
概要
姫路酒井家に伝わり、蔵帳には「古堅手(かたで)雨漏茶碗」と記されているため、雨漏堅手茶碗とも称されている。ねっとりとした淡黄色の素地で薄く成型され、高台際は力強く削られ、ちぢれが表れている。透明釉がたっぷりと掛かるが、焼けが柔らかいためか気泡からしみが生じて雨漏り状の斑となっている。口縁の薄さとどっしりとした腰の形から、釉調だけでなく姿も美しい茶碗である。
所蔵館のウェブサイトで見る
公益財団法人 根津美術館あまもりちゃわん
姫路酒井家に伝わり、蔵帳には「古堅手(かたで)雨漏茶碗」と記されているため、雨漏堅手茶碗とも称されている。ねっとりとした淡黄色の素地で薄く成型され、高台際は力強く削られ、ちぢれが表れている。透明釉がたっぷりと掛かるが、焼けが柔らかいためか気泡からしみが生じて雨漏り状の斑となっている。口縁の薄さとどっしりとした腰の形から、釉調だけでなく姿も美しい茶碗である。
所蔵館のウェブサイトで見る
公益財団法人 根津美術館文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs