赤羽根大師のエノキ あかばねたいしのえのき

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天然記念物 / 中国・四国 

徳島県
美馬郡つるぎ町
指定年月日:20040930
管理団体名:つるぎ町(平17・1・12)
史跡名勝天然記念物

エノキは暖温帯を中心に生育する落葉高木で、青森県南西部以南の日本各地(本州・四国・九州)と、朝鮮・中国中部に分布する。日当たりのよい適潤地によく生育し、沿海地に多く見られ、広く枝を張りよく分枝する。果実は径6mmほどの球形の核果で、9月頃紅褐色に熟し、甘味がある。小鳥類の餌になるとともに、かつては子供が好んで食べていたといわれている。
エノキの生育域は人間の活動域と大きく重なっており、万葉集にも記録があるほど古くから人々に親しまれ、伝説・いわれなどが多い樹木である。各地で一里塚に植え道標とされたほか、街道沿いや村境などにも植えられた。地方によっては、墓標の樹として、あるいは家の門口の樹木として植栽されている例も多い。また、エノキの実は俳句で季をなすものとなっている。
赤羽根大師のエノキは一宇村北部で、村役場のある中心部から約1km離れた、標高約500mの地である。生育地は西向きの小さな尾根の突端に位置し、東側が尾根上部の緩斜面となり、西側は急に落ち込んでいる。この地域は地形が急峻で、造林地が多いものの、点々と様々な樹種の巨木が残されている。対象樹木もそのような中の1本で、樹高18m、幹周8.7mに達するエノキの巨木で、樹勢は旺盛である。3m程の高さから分枝し、東西方向に25m、南北方向に20mと大きく枝を広げている。尾根に大きく枝を広げた樹形は良好であり、樹幹は筋骨の盛り上がった巨象の脚のような感と相まって、全体として古木の観を示している。この地域では古くから知られ親しまれており、近年、我が国最大のエノキであることも明らかになった。
本樹木は地…

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