武蔵府中熊野神社古墳 むさしふちゅうくまのじんじゃこふん

古墳 / 関東 

東京都
府中市
指定年月日:20050714
管理団体名:府中市(平20・6・19)
史跡名勝天然記念物

 武蔵府中熊野神社古墳は、7世紀中頃から後半の上円下方墳である。東京湾西岸に注ぐ多摩川が形成する立川段丘崖から500mほど段丘内に入ったところにあり、南東500mには古墳時代後期の群集墳である高倉古墳群が所在するものの、単独で所在する古墳である。また、東約1.2kmに古代東山道武蔵路、東南東約2kmに武蔵国府の国庁推定地、北北東約2.7kmに史跡武蔵国分寺跡が位置する。
明治期の『武蔵野叢誌』19号によれば明治17年に開口したことが知られるが、府中市教育委員会の発掘調査により平成2年に墳丘の一部で版築状の盛土が確認され、平成15年から16年の内容確認のための発掘調査により、下部2段が方形、上部1段が円形の上円下方墳であることが明らかになった。
最下部の1段目は一辺約32m、高さ約0.3mで切石を外周に並べる。2段目は一辺約23m、高さ約2.5m、3段目は直径約16m、高さ2.2mで、2段目及び3段目には河原石による葺石を施す。墳丘盛土は版築によって積み上げられる。
内部主体は凝灰岩質砂岩を用いた切石積みの横穴式石室である。石室は南からハの字に開く前庭部、羨道、胴張り気味の前室と後室、胴張りの玄室へとつながり、内側にせり出す門柱状の石材によって各々が区切られる。羨道は長さ約0.9m、幅約1.6m、前室は長さ、最大幅、高さともに約1.8m、後室は長さと最大幅が約1.9m、高さ約1.8m、玄室は長さ約2.6m、最大幅約2.7mで、石室全長は約8.8mである。また、墳丘の南と東で部分的に周堀の可能性がある溝が確認されている。
石室床面直下…

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