文化遺産オンライン

鳥羽殿跡

とばどのあと

概要

鳥羽殿跡

とばどのあと

史跡 / 近畿 / 京都府

京都府

京都市伏見区

指定年月日:19780717
管理団体名:

史跡名勝天然記念物

S50-12-037[[鳥羽殿]とばどの]跡.txt: 白河・鳥羽・後白河3代上皇の院政の中心舞台となった離宮で、応徳4年(1087)にまず南殿が造営され、鳥羽上皇の時までに北殿・泉殿・東殿・田中殿の舎屋と附属の堂塔がつくられた。最盛時には、南北約800メートル、東西約600メートルの池を含む広さ約100ヘクタールの規模を誇ったが、鎌倉時代から衰退に向かい、南北朝内乱の兵火でほとんど焼失したものと思われる。
 現在の鳥羽には、東殿の安楽寺院の名跡を継ぐ寺院や平安時代の名所であった秋の山があるが、昭和33年以来継続している発掘調査によって、鳥羽殿の全体像が明らかになりつつある。院政期の政治・文化史上、鳥羽殿が占める位置は高く、今回、秋の山の南で寝殿造の舎屋遺構が確認された南殿跡を対象として、史跡に指定することになった。

鳥羽殿跡をもっと見る

国指定文化財等データベース(文化庁)をもっと見る

キーワード

/ 検出 / 調査 / 殿

関連作品

チェックした関連作品の検索