京都府
桃山/16世紀末~17世紀初頭
紙本金地著色 屏風装
(各)縦 156.2㎝ 横 361.8㎝
一双
相国寺承天閣美術館 京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701番地
京都市指定
指定年月日:20110415
宗教法人相国寺
有形文化財(美術工芸品)
6曲1双の総金地の屏風に,秋草の萩と芒を描く作品である。両隻の端に押される「等伯」印は,桃山時代に活躍した絵師,長谷川等伯(1539~1610)の基準印で,慶長4~8年(1599~1603)まで使用が確認されるため,本図もこの時期の制作と考えられる。右隻には白い花を付けた萩が,左隻には芒が描かれている。両隻とも右から左へ吹き抜ける風が表現されており,丁寧な描写と卓越した構成力,加えて背景の金地の効果で,たいへん華やかな画面となっている。等伯の金地著色画(金碧画)といえば,智積院障壁画(国宝)が有名だが,現存作品数は少なく,本図は数少ない等伯の金碧画として貴重である。