紙本金地著色四季松図〈狩野探幽筆/六曲屏風〉
しほんきんじちゃくしょくしきまつず〈かのうたんゆうひつ/ろっきょくびょうぶ〉
概要
春夏秋冬の四様を見せる四本の松樹を金地の画面に、向かって右から配置する作品。
狩野探幽(1602~1674)は大徳寺の江月宗玩と交流があり、寛永12年(1635)に探幽斎の雅号を与えられている。
本図は画面に「狩野法眼探幽斎守信筆」の落款があり、狩野探幽円熟期に描かれたやまと絵金碧屏風の遺品として評価できる。
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