紙本金地著色南蛮人渡来図〈/六曲屏風〉
紙本金地著色世界及日本地図〈/六曲屏風〉
しほんきんじちゃくしょくなんばんじんとらいず〈/ろっきょくびょうぶ〉
しほんきんじちゃくしょくせかいおよびにほんちず〈/ろっきょくびょうぶ〉

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日本画 / 安土・桃山 / 関東 

東京都
桃山時代/16世紀末~17世紀前期
紙本金地著色,屏風装,
寸法  南蛮人渡来図/各154.0㎝×364.0㎝,世界及日本地図/各154.0㎝×360.0㎝
2双
東京都台東区上野公園13-9
重文指定年月日:19600609
国宝指定年月日:
登録年月日:20160810
登録美術品

 南蛮人渡来図は,左隻(させき)に南蛮船と荷揚げの風景,右隻(うせき)に南蛮人の行列を描いたもので,日本国内の情景のみを一双の六曲屏風に表す。
 両隻とも金箔を霞(かすみ)形に貼り,左隻は左三扇(せん)にわたり南蛮人多数を乗せた南蛮船を大きく描き,右方海岸には小舟から舶載の品物を陸揚げする光景及び松樹の下にこれを迎える南蛮人を描く。右隻には,左方上部に入り江に停泊する和船数艘を,下方より中央の橋へかけて南蛮人一行の行列,対岸には下方より松林,家屋を経て商店,上部には回廊のある南蛮寺,同門前道路にはこれを迎える宣教師,見物の庶民等多数を描く。
 本作品は,緊密精緻な描写で,狩野派絵師の手になると考えられていおり,現存する南蛮図屏風中では古様な図様を示す。
 世界及日本地図は,一隻に南蛮系世界図,一隻に日本図を描く一双の六曲屏風である。
 世界図は,大西洋を図の中央に置き,中央経線と赤道の長さの比率を1対2とするいわゆる卵形図法で描かれる。円外は金箔を貼り,中央の赤道は緑,赤の縞(しま)の線,海は群青,陸は国別に白,赤,緑等に塗りわけ,山脈を緑青(ろくしよう)で描き,市街を白壁の家で描き表す。また,国名・地名等を記す。海上にはポルトガル付近を起点とする世界一周航路を朱線で表し,その一端は日本の長崎ヘ到達する。インド洋には一艘,太平洋には二艘の帆船を描く。
 日本図は四周に金箔で霞形をおき,中央に大きく日本列島(蝦夷最南端部と本州,四国,九州等)を,向かって左端には高麗の南端を配す。海は群青一色に塗り,陸地は金泥彩(きんでいさい)とし,各国を平滑な緑の境界線で画…

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