浜中のケヤキキョウダイ(契約姉妹)
はまなかのけやききょうだい
概要
この習俗は、満12歳と13歳の少女らが、籤を引いてキョウダイの契りを結ぶ相手を決めるものである。キョウダイの契りを結ぶと籤を川へ流す。その後、大晦日に定められた宿に集まって元旦の昼まで共に過ごし、丸餅を交換して食べ、1つの床に寝る。この習俗は、成女儀礼の1つと考えられるが、その後も生涯を通じて交際が続けられる。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)