如意輪観音坐像 附像内納入品 にょいりんかんのんざぞう つけたりぞうないのうにゅうひん

彫刻 / 奈良県 

鎌倉時代 13世紀/建治元年 1275
木造 檜材 寄木造 素地 截金 玉眼 
像高32.7
1躯
天王寺蔵華蔵院(大阪)伝来

 ヒノキを赤く染めて檀木(だんぼく)に似せた材を用い、着衣部には截金(きりかね)文様による装飾を施す。檀像(だんぞう)風の作品だが、構造的にはふつうの寄木造(よせぎづくり)である。鬢髪(びんぱつ)が額上の天冠台にからむ装飾的な髪型や、膝下で着衣の縁が波打つ表現、卵形の顔、理知的な趣の表情など、中国・宋代の美術の影響が顕著。像内納入品のうち『般若心経』の奥書から、建治元年(1275)に僧乗信を願主として造立されたことが知られ、また像底墨書によって本像が大阪・四天王寺内の蔵華蔵院(ぞうけぞういん)の本尊であったことも判明する。

なら仏像館 名品図録. 奈良国立博物館, 2010, p103, no.134.

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