北山湿地 きたやましっち

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植物 / 中部 

愛知県
北山湿地は岡崎市の中南部に位置し、標高約200mの丘陵地に囲まれている。低い山ひだの間々から幾筋もの小流が緩やかな傾斜をもって流れ出し、谷間に湿地が成立する。大半がコナラの天…
岡崎市池金町字上落合16番地5
岡崎市指定
指定年月日:20160630
記念物

本湿地は昭和54年に民間事業者の乱開発の防止と乙川の水資源の確保を目的として岡崎市が購入した。平成19年に市民ボランティアグループ「おかざき湿地保護の会」が設立され、毎月第3土曜日に水路の整備、下草刈り、不要な樹木の伐採などの保全活動を行っている。また、平成21年2月に岡崎市自然環境保全条例に基づく「岡崎市自然環境保護区」に指定され、動物の捕獲、竹木の伐採、植物の採取等の行為が規制されている。
本湿地の水源である上流域は森林で覆われており、雨水浸透能の低下が危惧され、このまま放置されると水量の減少が懸念される。湧水湿地の現状を維持するためには人為的な攪乱等が必要である。愛知県文化財保護指針では、このような保全・管理に関する方針をまとめた保全管理計画の作成が重要視されているため、平成27年度に平成21年度策定の北山湿地保全計画を見直し、保全を行う際の基本方針や湿地ごとの具体的な保全方法が検討され、本湿地が将来にわたり保全されるよう新たな計画を策定しているところである。さらに、本湿地における代表的植物種においては、遺伝的多様性が調査され、絶滅確率の推定等も行われている。
本湿地では、毎年、春、夏、秋の年3回、本市の主催で自然観察会が開催され、多くの市民に湿地の素晴らしさの照会や、自然環境の啓発が行われている。近年では、小学校のクラス単位による環境学習も行われており、子どもたちの環境意識の向上に貢献している。また、平成28年4月には本湿地を主な会場として第25回「湿地サミット」が開催され、県内の湿地関係者が集まり、新たな湿地保全のあり方等についての提言が行われた。

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