楠木正成墓碑銘拓本
くすのきまさしげぼひめいたくほん
概要
神戸の湊川にある楠木正成の墓碑銘を拓本にとったもの。銘は水戸藩主徳川光圀が「嗚呼忠臣楠氏之墓」と揮毫したもので、幕末、この墓碑は尊攘思想を抱く者の精神的な拠り所となった。長州藩(萩藩)は安政5年(1858)以降、幕府から兵庫沿岸防備を命じられる。この拓本は、兵庫へ出張した藩士が藩へ持ち帰ったもののひとつとみられる。吉田松陰もここへ詣で、これと同じ拓本を購入している。
くすのきまさしげぼひめいたくほん
神戸の湊川にある楠木正成の墓碑銘を拓本にとったもの。銘は水戸藩主徳川光圀が「嗚呼忠臣楠氏之墓」と揮毫したもので、幕末、この墓碑は尊攘思想を抱く者の精神的な拠り所となった。長州藩(萩藩)は安政5年(1858)以降、幕府から兵庫沿岸防備を命じられる。この拓本は、兵庫へ出張した藩士が藩へ持ち帰ったもののひとつとみられる。吉田松陰もここへ詣で、これと同じ拓本を購入している。
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