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観音菩薩立像

かんのんぼさつりゅうぞう

作品概要

観音菩薩立像

かんのんぼさつりゅうぞう

彫刻 / 奈良県

飛鳥時代(白鳳期) 7世紀

銅造

像高31.1

1躯

 大きな坐化仏(ざけぶつ)を頭飾の正面につけ、おだやかな微笑を浮かべた観音菩薩像で、すらりと伸びた肢体が独特の魅力を放つ。臘型(ろうがた)の一鋳で制作されており、蓮肉部まで中空で、体部はムクとしている。右手を腹にあてて瓔珞(ようらく)をはさむが、同様の手の表現は法隆寺献納宝物182号(東京国立博物館)、東京・海蔵寺、高知・金剛頂寺などの観音菩薩像にもみられる(このうち金剛頂寺像は瓔珞に手を添えない)。これら諸作例は様式的にも本像に近く、特定の由緒ある像の姿を範として、複数の像が制作されていた可能性を示す。

なら仏像館 名品図録. 奈良国立博物館, 2010, p.119, no.159.

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キーワード

観音 / / 菩薩 / 立像

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