誕生釈迦仏立像 たんじょうしゃかぶつりゅうぞう

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彫刻 / 奈良県 

飛鳥時代(白鳳期) 7世紀
銅造 鋳造(一鋳) ムク
像高11.8
1躯

 小品ながら彫刻としての存在感に富んだ誕生仏の佳作で、挙手する右手を失う点が惜しまれるものの、弾力感に富んだ肉身の起伏が巧みにとらえられている。ほがらかな笑みをたたえた表情は健康的な魅力にあふれ、ヒレのように左右が張り出し、中央部分をたくし上げた短い裳(も)(巻きスカート)を、ぽってりと突き出した腹の下のずり落ちそうな低い位置につけている様子も、まことにほほえましい。円盤状の蓮肉とその下に伸びる枘(ほぞ)まで一度に鋳造されており、様式的には三国時代・新羅(しらぎ)の彫刻の流れを汲むとの見方が強い。

なら仏像館 名品図録. 奈良国立博物館, 2010, p.118, no.156.

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