鴛鴦模様紙挟
おしどりもようかみばさみ
概要
手細工は当時の女性の嗜みで、水辺の鴛鴦を種々の布の張り合わせで表す。羽毛の生え方、岩や幹の凹凸、葉の翻り方など、手遊びとは思えない緻密さをみせる。配色も構図も見事で、盛姫(10代佐賀藩主鍋島直正室)の優れた感覚と観察眼をうかがうことができる。後年、侯爵鍋島家12代直映夫人禎子へ譲られた。
おしどりもようかみばさみ
手細工は当時の女性の嗜みで、水辺の鴛鴦を種々の布の張り合わせで表す。羽毛の生え方、岩や幹の凹凸、葉の翻り方など、手遊びとは思えない緻密さをみせる。配色も構図も見事で、盛姫(10代佐賀藩主鍋島直正室)の優れた感覚と観察眼をうかがうことができる。後年、侯爵鍋島家12代直映夫人禎子へ譲られた。
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