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610形A2自動式卓上共同電話機

610がたA2じどうしきたくじょうきょうどうでんわき

概要

610形A2自動式卓上共同電話機

610がたA2じどうしきたくじょうきょうどうでんわき

民俗 / 昭和以降

昭和48年/1973年

硬質塩化ビニール,金属など

幅14.7cm×奥行22.7cm×高さ13.0cm,受話器長さ21.8cm

1台

富山県高岡市古城1-5

資料番号 2-03-03-3

高岡市蔵(高岡市立博物館保管)

本資料は、ダイヤル式の卓上電話機である。「黒電話」と通称されている。
 底面中央に「600-A2/TMG-K 73」という陰刻があり、「600-A2」の部分は線で消され、その上に「610-A2」と印記されている。つまり元は「600形」(用途が「単独」)であったがのちに「610形」(用途は「共同」)に変更されたことを示す。共同電話とはひとつの回線を複数の加入者で共通に利用するもの。フックスイッチが赤いこともその特徴(注1)。「A2」とはダイヤルの戻るスピードがA1(10パルス/秒)より速い(20パルス/秒)モデルである(注2)。「TMG-K」はメーカーと思われるが現在のところ不明。ネット上のコメントで「TMG(東京メーカーグループ)」とするもの(注3)があったが今後の調査が必要である。「73」は製造年代と思われる。
 また底面上部(電話線側)に「⑪W」という印記がある。
 ダイヤル中央の紙にはA2の特徴である横に2本の赤線が引かれており、赤字で「0766/23-3863/大沢」と書かれている。
 背面の電話線は先端の端子まで残されている。
 汚れや細かな傷があるが、保存状態は良好である。

(注)
1.HP「RoyalBlue/600型電話機」平成29年6月23日アクセス
2.浦幌町立博物館フェイスブック(2017年1月18日)
3.mixiコミュニティ「皆さんの黒電話のメーカーはどこですか?」(2007年3月4日)に対するコメント(7月30日付)

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キーワード

電話 / 電話機 / 卓上 / 高岡

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