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白色尉

はくしきじょう

概要

白色尉

はくしきじょう

彫刻 / 能楽 / 室町 / 安土・桃山 / 江戸 / 東京都

室町末~江戸初期・16~17世紀

縦18.0 幅13.7 高6.5

1面

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 NM45

独立行政法人日本芸術文化振興会

未指定

 「白色尉」は〈翁(式三番)〉で、大夫が天下泰平・国土安穏を祈って舞う時に用い、「翁面」とも呼ばれる。「翁面」は本来、各地の神社に御神体として祀られていたもので、大夫は「翁面」を掛けることにより神となる。この面は金剛宗家が所蔵する伝日光作の白色尉と同系で、笑みを湛えた口元、豊かなボウボウ眉、長く延びた顎髭など、とても華やかな印象を受ける。面裏は刀目を少し残して平らに仕上げ、拭漆を施される。面袋は白繻子地に紫糸の刺繍で「翁 日光写」と記す。

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キーワード

Shibuya / 渋谷 / / Tokyo

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