孫次郎
まごじろう
作品概要
「孫次郎」は、妙齢の美女の面。金剛大夫孫次郎が、夭折した妻の面影を写したとも云われ、金剛流での使用が多い。小面に比べて面長で、唇には深みのある濃い紅を引き、毛描きは額から下りる二筋に、こめかみあたりから更に二筋引いて艶麗な雰囲気を醸す。鼻頂などの彩色損傷の修復をおこなっている。面裏に「金剛本面写」との朱書きがある。面袋には紫糸の刺繍で「孫次郎」と記し、面当てには「孫次郎 金剛本面写」と墨書がある。
所蔵館のウェブサイトで見る
国立能楽堂 資料展示室まごじろう
「孫次郎」は、妙齢の美女の面。金剛大夫孫次郎が、夭折した妻の面影を写したとも云われ、金剛流での使用が多い。小面に比べて面長で、唇には深みのある濃い紅を引き、毛描きは額から下りる二筋に、こめかみあたりから更に二筋引いて艶麗な雰囲気を醸す。鼻頂などの彩色損傷の修復をおこなっている。面裏に「金剛本面写」との朱書きがある。面袋には紫糸の刺繍で「孫次郎」と記し、面当てには「孫次郎 金剛本面写」と墨書がある。
所蔵館のウェブサイトで見る
国立能楽堂 資料展示室文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号:03(5253)4111(代表)
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs