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等妙寺蔵宮殿

とうみょうじぞうくうでん

概要

等妙寺蔵宮殿

とうみょうじぞうくうでん

建造物 / 室町 / 中国・四国 / 愛媛県

愛媛県

室町後期/1550年前後

この宮殿は、中にもう一つ宮殿を備えた大変珍しい形態を持つもので、屋根は入母屋造でこけら葺、正面の扉は欠損するものの、側面の一部が開くようになっており、折り戸であったことが判る。

高さ135cm、幅108cm、奥行53cm

1棟

愛媛県北宇和郡鬼北町大字芝612

鬼北町指定
指定年月日:20130326

等妙寺

有形文化財(建造物)

等妙寺は、京都法勝寺を本寺とする天台律宗の戒律寺院として元応2年(1320)に静義上人(理玉和尚)により開基・開山されて以来、天正18年(1588)に焼失するまで地域の拠点寺院として繁栄した名刹である。近世に至ってからも宇和島藩伊達氏の庇護により存続され、東叡山寛永寺の末寺になるなど、高い寺格を有していた。
等妙寺蔵宮殿は、その由来は定かではないが等妙寺にて継承されてきたものである。

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キーワード

北町 / 妙寺 / 北宇和 /

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