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八宮神社社殿及び青麻三光宮本殿 付 棟札四枚

やみやじんじゃしゃでんおよびあおそさんこうぐうほんでん つけたり むなふだよんまい

概要

八宮神社社殿及び青麻三光宮本殿 付 棟札四枚

やみやじんじゃしゃでんおよびあおそさんこうぐうほんでん つけたり むなふだよんまい

建造物 / 江戸 / 関東 / 埼玉県

埼玉県

江戸時代(天保年間)

八宮神社社殿は、本殿と拝殿を幣殿で繋いだ複合社殿(権現造)

(1)八宮神社
梁間 6.56m(拝殿:縁含まず)、8.56m(拝殿:縁含む)
桁行 12.15m(向拝・縁含まず)、15.64m(向拝・縁含む)

(2)青麻三光宮
梁間 0.46m(縁含まず)、0.86m(縁含む)
桁行 0.615m(向拝含まず)、0.88m(向拝含む)

2棟

埼玉県比企郡小川町小川991番1

埼玉県指定
指定年月日:20120316

有形文化財(建造物)

創建は、『新編武蔵風土記稿』に「元和三年(1617)再建の棟札あり」とあるが、この棟札は現存せず不明である。また社地は、村の北方から享保2年(1717)頃、現在地に移転したと伝わる。現在の社殿は、天保4年(1833)の棟札から、妻沼の林兵庫を大棟梁として建立されたことが明らかである。上州花輪(現群馬県勢多郡東村)の彫師の流れをくむ石原常八らによる精巧な彫刻が施されている。なお、八宮神社の境内にある青麻三光宮本殿も、天保13年(1842)の棟札から、林兵庫を棟梁として建立されたものであることが明らかである。

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