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西福寺山門

さいふくじさんもん

概要

西福寺山門

さいふくじさんもん

建造物 / 江戸 / 中部 / 福井県

福井県

江戸前期

切妻造、桟瓦葺、一間一戸の薬医門で、両袖に瓦塀を付ける。前方に持ち出された湾曲した虹梁が特徴的である。軒廻りは二軒半繁垂木、天井は張らずに化粧屋根裏とする。妻飾りは蕪懸魚、方柱が支える柱間装置は板扉である。屋根瓦には越前赤瓦が残り、棟の両端に龍の意匠を持つ鬼瓦が見られる。

正面柱間6.00m

1棟

鯖江市本町2丁目3番21号

鯖江市指定
指定年月日:20130401

有形文化財(建造物)

真宗誠照寺派の寺院で、山号は徳龍山、道を隔てて本山誠照寺の南にある。寺伝によると、興国2 年(南朝1341)に良覚上人を開基として草創された。当初は本山誠照寺の西にあり、西ノ坊と呼ばれていたという。その後、15 代の元禄2 年(1689)に現在地に移転し、翌3 年4 月に手斧始、2 年後の元禄5 年6 月に完成したのが現在の本堂である。

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キーワード

御影堂 / 阿弥陀堂 / 本堂 / 西福寺

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