俳句短冊「山吹の」ほか はいくたんざく「やまぶきの」ほか

 / 大正 / 富山県 

筏井竹の門 (1871~1925)
いかだいたけのかど
富山県高岡市
大正期
【1】【3】紙,【2】絹
【1】山吹の黄なる落葉や三十三才
  (縦36.2cm×横6.1cm)
【2】元旦実のならぬ南天のほのかなる雪
  (縦36.2cm×横6.0cm)
【3】天狗松を真向うに上る茸乏し
  (縦36.4cm×横6.1cm)
3枚
富山県高岡市古城1-5
高岡市(高岡市立博物館保管)

 俳人・俳画家、筏井竹の門による俳句の短冊である。
 左下に落款「竹の門」と、朱文方形印「此君生」の印章がある。「竹の門」の号は明治期から使用されており、刻印「此君生」は大正8年(1919)頃から用いられていたといわれるので、本資料の年代は大正期と考えられる。
 句は、竹の門の作風であった自由律俳句の形式が取られている。下部には薄黄で彩色された果実が描かれており、句との関連から季語が冬の果物ではないかと推察される。

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